「フリーランスの人たちって、一体どんな働き方をしているんだろう?」
働き方の多様化で、以前よりもフリーランスという働き方が身近になったとは言えど、具体的にどんな仕事をしているのか気になる方も多いのではないでしょうか。
先日、沖縄で働くフリーランスの方々との交流会にご招待いただき、現役フリーランスの方々とお話する機会を通じて具体的なお仕事の内容やなぜフリーランスになったのか、気になっていた部分を聞くことができました。
本記事では、その交流会でお聞きしたフリーランスの方々のリアルな話をまとめています。
将来フリーランスになりたい方や、いつか沖縄でフリーランスとして働きたいという方の参考になれば幸いです。
参加してたくさん刺激をもらえました!
今回お会いした沖縄フリーランスコミュニティの方々の意外な共通点
沖縄でのフリーランスコミュニティなので大半が沖縄県出身のうちなーんちゅかと思っていましたが、実際に参加してみると意外なことが分かりました。
沖縄出身のフリーランスは自分を除いて一人だけ
今回参加されたフリーランスの方々8名のなかで沖縄県出身は1名のみ。
ほとんどが大阪や福岡などの県外出身の方々でした。
約30名所属しているコミュニティの全員がこの交流会に参加していた訳ではありませんが、ここまで県外出身者の比率が高いので、実際には沖縄で活躍しているフリーランスの多くは県外出身者なのかもしれません。
職種に共通していたのはやはりWeb関係の仕事
「どのような職種なのか」が一番気になっていましたが、結果は以下のとおり。
- ECサイト構築のディレクター
- Web広告運用者
- Webライター
- アクロヨガのインストラクター
ご覧のとおり、大半がWeb関係の職種でした。
Webの仕事は場所や時間の成約がないので、「移住して働く」ということとの相性が良いのかもしれません。
そしてこのメンバーでチームを組めばいろんな仕事を受けられるのではないかと、勝手な想像が膨らむようなメンバーが揃っていました。
そして、中には営業代行と「アクロヨガのインストラクター」の兼業をされているというかなりレアな方も。
今はまだそこまで認知されていないヨガの派生型らしいのですが、インスタでの動画を見せてもらうと、サーカスで見るような動きがあったりしてかなりユニークなヨガであることを教えてもらいました。
定期的に沖縄のビーチでイベントをやったりしているみたいなので、興味のある方はぜひ参加してみてください。
フリーランスになったキッカケは「自由を求めた結果」
なんとなく返ってきそうな答えを想像はしていたのですが、やはり働き方の自由を求めてフリーランスになった方が大半でした。
組織に属すとやりたいことが思うようにできなかったり、場所や時間に拘束されたり。
個人的な感想で、自由に働きたいという想いを持ってフリーランスになるということは想像できていたのですが、それに加えて皆さんが共通して「上昇志向」を持っていたのがすごく印象的でした。
「楽しいことをしたい!それを実現するために頑張りたい!」というエネルギーがポジティブな言葉の中に込められていて、話を聞いているこちら側も「もっと頑張らないと!」と思えるような、素敵な会話だったような気がします。
県外出身フリーランスの方々が沖縄に移住した理由とは
個人的に気になっていたのが、どうして県外から沖縄を選んで移住してきたのか、という点。
参加者の皆さんに聞いてみましたが、返ってきた答えはかなりシンプルなものでした。
気温が温かいから
この回答はお約束ですよね(笑)
県外が長かった私自身もすごく感じますが、やはり温かいというのは魅力的だと思います。
「沖縄は夏は暑過ぎる」というイメージを持っている方も多いかもしれませんが、最近の気候はそんなことはなくて、むしろ本土の方が暑くなっています。
以前航空会社で那覇空港の責任者をやっていた時代に、本土からの便で業務を終えたパイロットを空港で迎えると「沖縄の方が涼しい!」という会話を多く耳にしていました。
とはいえ、日差しは本土よりも遥かに強いのでそこは注意なのですが、、、!
脱線しましたが、夏は涼しいし、冬は温かい。沖縄の魅力が一番現れている回答だと思います。
沖縄の人たちはみんな親切だから
これは、沖縄出身の私が言ってしまうと手前味噌感がすごいありますが、、、
でも県外出身者からよく聞く話の一つであることは事実としてあります。
親切というか、面倒見がいいのでしょうか。
これは個人的な意見ですが、家族や親戚同士のつながりが強い沖縄の文化があると思っていて、その延長線上な気がしています。
こういうポジティブな印象を持ってもらえるのは有り難いことですね。
花粉がないから
花粉で有名なスギやヒノキですが、沖縄にはありません。
ですので、本土で花粉症に苦しんでいる方が沖縄に来て改善されたというのはよく聞く話です。
私自身も2022年の5月に東京から沖縄に戻ってきたばかりだったのですが、戻る直前まで花粉症には本当に苦しめられました。。
なので来年はそれを経験せずに済むと思うと、本当に幸せです。
花粉症に悩んでいる方、条件が合えば沖縄移住、おすすめです!
沖縄のフリーランスコミュニティが今後更に盛り上がるにはどうしたらいいのか
今回参加させていただいた交流会のコミュニティについて、今後更に盛り上がるためには何が必要なのかを考えてみました。
実は本業の会社でも小規模のコミュニティ運営を担当していて、今回の交流会に参加させてもらって感じたことがあるので、まとめてみます。
沖縄出身のフリーランスが増えると面白そう
今回の交流会参加者はほぼ県外出身者でしたが、ここに沖縄出身のフリーランスが増えてくるとまた違った色が出てきて面白そうだなと思いました。
沖縄は地域特性がかなり色濃いと思っていて、何か事業をしようとしたときにやはりその地域特性に詳しい人がいるだけでかなりの強みになる気がしています。
コミュニティ発の事業が生まれると面白そう
これは自分の会社の取り組みで意識していることでもあるのですが、コミュニティ発の新規事業が始まると一気に盛り上がりそうだなと思っています。
興味・関心の親しい人たちが集まる → 様々な職種を組み合わせると一つの事業ができそう → 実際にやってみると大当たり
こういうサイクルが起こると一気に加速しそうですよね。
会社や組織だと、このあたりは絶対にフットワーク軽くスピード感持ってできることではないので、こういうときにフリーランスの強みが最大限に活きそうだなと感じました。
沖縄のフリーランスコミュニティの今後の盛り上がりには期待しかない
沖縄で開催しているのに、実際に参加したら大半が県外出身者だったフリーランスコミュニティ交流会のレポートでした。
会社員の立場で参加してもいいものか躊躇しましたが、そんなこと関係なく迎え入れてくれたフリーランスの皆さんには感謝ですね!
フリーランスのリアルな声や刺激をたくさんもらえたので、今後の自分の事業にも活かしていきたいと思います。