ノマドワーカーの仕事とは？場所や時間に縛られない職種を解説

パソコン1台で仕事をしているノマドワーカーが実際に何をしているのか、気になっている人も多いはずです。

当記事ではあなたにも目指せるノマドワーカーの主な職種について解説しています。

ノマドワーカーになるためには、ウェブ職を身につけることが重要です。これからノマドワーカーを目指す人も、場所や時間に縛られずに働きたい人も、この記事を読んでウェブ職を身につけてください。

ノマドワーカーの仕事には何があるのか

ノマドワーカーの仕事はほとんどがウェブ関係です。

カフェで見かけるノマドワーカーはパソコン1台で仕事をしている人がほとんどなはず。

その姿からイメージできるように、ノマドワーカーはウェブ上での仕事がメインです。

具体的な職種を知れば、あなた自身がノマドワーカーとしてやりたい仕事が見つかるかもしれません。

ノマドワーカーとはそもそも何か

ノマドワーカーとは「自由な場所・時間で働く人たち」のこと。

これまでは決まった時間に決まった場所で働くということが常識だと考えられていましたが、企業でも仕事のIT化が進み、必ずしもその必要が無くなってきました。

そこで登場したのがノマドワーカーです。

ネット環境さえ整っていれば会社の外でも仕事ができるので、無理に会社に行かなくても良いのが大きな魅力。

ノマドワーカーとして働く人の中には海外旅行で世界各地を転々としながらパソコン1台で仕事をしている人もいます。

ノマドワーカーに多い職種とは

ノマドワーカーの人たちに多い職種は以下のとおりです。

それぞれの職種内容を解説します。

職種①：ブロガー

「ブログを書くことで稼げるの ？」と思う人も多いかもしれませんが、実際にブログだけで毎月数百万を稼ぐ人もいます。

ブログで稼ぐ方法には、ブログに貼り付けた広告から利益を得る「アドセンス収益」と、ブログ記事である商品を宣伝してその売上に応じた報酬を得る「アフィリエイト収益」の2つです。

どちらの方法もブログを見てもらえないことには収益が発生しません。

ブログで一番難しいのはこの部分で、ただ闇雲に文章を書いていては人から見てもらえるブログにはなりません。

「それが知りたかった！」とか「悩んでたことが解決した！」のように読者の悩みを解決してあげることが必要です。

職種②：ウェブマーケター

ウェブマーケターはウェブ上で行われるマーケティング活動をサポートする人のことです。

主には以下のようなことをします。

上記を通じてウェブサービスへお客様を誘導して商品やサービスを購入してもらうために働きかけます。

職種③：ウェブライター

ウェブライターの仕事はウェブサイト上の文章を書く人のことです。

文章を書くと一言で言ってもその内容にはいくつか種類があります。

書く目的によってライティングの種類が異なるのがウェブライターの仕事。

読まれる記事を書くためには目的に合った種類の文章を書くことが大切です。

職種④：ウェブデザイナー

ウェブに関するデザインの仕事を行うのがウェブデザイナー。

個人やクライアントからの希望を聞いて依頼された内容に沿ってウェブサイトのデザインを行います。

ホームページの制作デザインなどはサイトのコーディングとセットで行えるようになると、クライアントに提供できる商品やサービスの幅が格段に広がります。

職種⑤：プログラマー

プログラマーはコンピューターを動かすための「プログラム言語」を使ってさまざまな動きを作り出す仕事です。

人が話す言葉のようにコンピューターにもいくつかの言語があり、その言語でコンピューターに動き方の指示を出しています。

その言語を書くのがプログラマーの仕事。

最近では2020年度から小学校でもプログラミングが必修化となりました。

何年後かにはプログラマーがたくさん生まれているかも！？

ノマドワークとリモートワークの違い

実際のところはやっていることはノマドワークもリモートワークもさほど違いはありません。

明確な定義はありませんが、文脈ではフリーランスや個人事業主を「ノマドワーカー」、会社員が事務所以外の場所で仕事を行うときに「リモートワーク」と使われます。

補足として、「テレワーク」も似たような意味合いで使われますが、厚生労働省では以下のように区分しているそうです。

ノマドワーカーの仕事に必要な共通スキル３選

専門的なスキルだけではなく、「ノマドワーカーとして全ての仕事を自分でやるため」のスキルを併せて身につけてください。

どれだけ上手な文章が書けても、高度な専門スキルを持っていても、スケジュール管理や費用管理ができなければノマドワーカーとして失敗する可能性が高いです。自己管理ができないとクライアントから信頼を得られずに仕事が回ってこなくなるからです。

どの職種にも共通している必須のスキルは次の3つです。

共通スキル①：自己管理スキル

ノマドワーカーはタスクやスケジュール管理を全て自分で行う必要があるため、自己管理スキルが何よりも重要です。

隣にフォローしてくれる人もいないため、誰かが見ていなくても自分自身で考えながら作業をしないといけません。

仕事の課程は誰にも見られていないため、ノマドワーカーとしての評価も成果物だけが判断材料になります。

タスク管理やスケジュール管理など全てを網羅する自己管理スキルがノマドワーカーには不可欠です。

共通スキル②：コミュニケーションスキル

ノマドワーカーの多くはオンライン上でコミュニケーションを取るため、コミュニケーションスキルも重要になります。

オンライン上では伝えたいことをシンプルに伝えられないと、時間も労力もかかります。

最近ではチャットツールも充実してきており、それらの機能も確実に使いこなせなければなりません。

ツールを駆使してシンプル且つわかりやすく伝えるコミュニケーションスキルを磨きましょう。

共通スキル③：節約スキル

ノマドワーカーはカフェ代やコワーキングスペースの利用で環境確保にお金がかかるため、節約スキルも必要になります。

場所の移動費やカフェ代、コワーキングスペース利用料などは、利用回数や頻度が増えると金額も膨らみます。

安く済ませるための情報収集のほか、店舗のキャンペーンやクレジットカードのポイント還元などを活用することで節約につなげることができます。

そのような節約スキルを高めるためにも、情報収集力とお金を貯める力を鍛えましょう。

ノマドワーカーの職種を自分の仕事にする方法

ノマドワーカーがやってることは何となく理解できたけど、自分にできるかどうか疑問を持つ人もいるはずです。

簡単ではありませんが、あなた自身もウェブ職を身につけることができます。

3つほど紹介しますのでノマドワーカーを目指している方はぜひ参考にしてください。

ウェブ職の会社で働く

最も確実な方法はウェブ職の仕事ができる企業で働く方法です。

企業の教育方針にもよりますが、未経験からでも体系的に学ぶことができる場合が多いです。

より多くの時間をウェブ職に割くことができるようになりますが、仕事になるとその分責任も伴います。

乗り越えてでもウェブ業界へ挑戦したい方はIT求人に特化したサイトを参考にしてみてください。

副業でウェブ職を身につける

副業でウェブ職を身につけるのも効果的です。

最近ではブロガーやライターの仕事を副業にしている人もたくさんいます。

本業をしながらだと時間配分が難しいですが、その分自己管理能力も一緒に磨くことができます。

副業収入が大きくなればそのまま本業にすることもできるのでオススメです。

オンラインスクールでウェブ職スキルを学ぶ

オンラインスクールでもウェブ職スキルを身につけることができます。

短期集中でポイントを抑えた講義が受けられるので、まとまった時間が取れる人に向いています。

特にプログラミング関係のオンラインスクールは最近需要が高まっているようです。

少し費用がかかってでも効果的に勉強したい人は以下のサイト も参考にしてみてください。

【まとめ】ノマドワーカーを目指してウェブ職を身につける

ノマドワーカーの仕事について解説しました。

代表的なウェブ職は以下のとおりです。

当たり前ですが、ノマドワーカーになるためにはスキルを身につけることが大前提です。

スキルを身につける方法として、ウェブ業界で働く以外にも最近ではSNSやYouTubeでウェブ業界に関する様々な情報を入手できます。

また副業でブログを書きながらライティングスキルを磨くこともできますし、まとまった時間が取れる方にはオンラインスクールもおすすめです。

ウェブ職を身につけて時間や場所に縛られないノマドワーカーを目指しましょう！