軸ずらし転職のやり方|実践すればあなたの年収も3倍以上に!?

jikuzurashi-career-change-how-to-do
  • URLをコピーしました!
  • 年収を増やしたいなぁ
  • 転職した方が良いって聞くけど、どうやったらいいんだろう
  • 転職を間違えて年収下げたくないし怖い。。

昨今の情勢で所属している会社の業績が悪化し、年収が大きく下がって苦しんでいる人も多いです。

働く業界全体が大きな打撃を受け毎日先のことを心配しながら生活するのは精神的にも辛いですよね。

最近では収入を増やすために転職や副業をするという考え方が世間に広まりつつありますが、本記事では転職をグッと成功に近づけてくれる「軸ずらし転職」のやり方を紹介します。

転職に不安を感じている方も、やり方がわからない方もぜひ参考にしてみてください。

これからの転職のスタンダード的な考え方です!

目次

軸ずらし転職のやり方を流行らせた人

軸ずらし転職を広めた人は「次世代型サラリーマン」のmotoさん。

地方のホームセンターに短大卒で入社というキャリアからスタートし、今では年収5億を稼ぐ超一流サラリーマンです。

motoさんとは一体どんな人なのでしょうか。

moto(戸塚 俊介)さん

著者のmotoさんこと戸塚 俊介さんは1987年生まれ。

短大卒で地方のホームセンターに入社後、4度の転職と副業を駆使して今では年収5億円を稼ぐまでのサラリーマンになりました。

本業は1500万、残りが全て副業収入だそうです。

もはやどっちが本業か分からない!

現在は広告ベンチャー企業で営業部長をしながら、SNSでもキャリアに関する持論を発信されています。

顔出しはしていませんが、YouTubeでもいろんなチャンネルで話をされているので、興味のある方はぜひ見てみてください。

YouTube:新R25チャンネル

著書:転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方

motoさんの著書「転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方」では、「軸ずらし転職」がVUCA時代において最適解な転職戦略とのことです。

VUCA時代とは「予想できない現代社会の環境変化」のこと。Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取ってVUCAと呼ばれている

著書では本業、副業、転職それぞれを全てリンクさせて「かけ算」することで生涯年収を最大化するというこれからの生き方が書かれています。

主なコンテンツは以下のとおりです。

  • 年収240万円の地方ホームセンターを選んだ理由
  • 過ごした企業で学んだ「成果」につながる働き方
  • 4度の転職で年収を上げ続けた「転職術」
  • 本業を活かして稼ぐ「サラリーマンの副業」
  • 生涯年収を最大化する生き方

この本を読めば目先の転職術から生涯の年収最大化までの戦略を網羅的に学ぶことができます。

サラリーマンの安定の定義が変わってきた現代社会において本当におすすめの一冊。

ぜひ一度読んでみてください。

また「サラリーマンの安定が将来の不安定になる」ということについては以前に別の記事で解説しているので、そちらも併せて参考にしてみてください。

軸ずらし転職の戦略

軸ずらし転職は年収が決まる要素を戦略的に考慮して転職する方法です。

年収は以下の要素がベースになります。

年収が決まる基本要素

「職種 x 業界」

加えて次の3つの要素が加わると最終的な年収が決まります。

年収を左右する3つの重要な要素

  • 年齢
  • 役職(役員、管理職、一般職)
  • 会社の規模間(大企業、中小企業)

上記を踏まえて職種と業界のどちらか一方を変えていくのが「軸ずらし転職」です。

軸ずらし転職のやり方を3ステップで解説

jikuzurashi-career-change-3-step

ここまでの説明で軸ずらし転職の大枠はご理解いただけたかと思います。

でも具体的なやり方がもっと詳しく知りたい!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

軸ずらし転職の理解をより深めるために、具体的な例を3ステップで解説していきます。

ステップ1:職種は変えず異なる業界の会社に転職する

まずはじめに、今あなたがインフラ系の会社で事務系の仕事をしていると仮定します。

数年経験して事務系の仕事を一通りこなせるようになったら、同じ職種の仕事ができる他の業界の企業へ転職活動を始めましょう。

その部署で在籍しているうちに経験できる仕事は全てできるようになるのがベストです。

そして転職先の業界を検討する場合には、先ほど説明した基本要素を思い出します。

「職種 x 業界」

最近ではリモートワークの推進などでIT業界の需要が高いので、事務系の仕事を募集しているIT系企業の採用を狙う前提で転職活動を進めましょう。

ステップ2:社内異動で異なる職種の経験を積む

IT業界の企業に転職が成功したら、これまでの事務系の仕事経験を活かしながら別の職種が担当できる部署への社内異動を目標に仕事に励みます。

最近ではWEBマーケティングの知識・スキルのある人材が不足しているので、マーケティング職に必要なスキルを身につけていきましょう。例えば以下のようなスキルです。

  • SEOライティング
  • セールスライティング
  • YouTube広告運用
  • Instagram広告運用
  • Google広告運用

社内異動を叶えて希望の職種に就けたらステップ1同様に、WEB広告運用やSEO集客などマーケティング職ででき得る全ての仕事を覚えながら仕事に励みます。

ITやWEBに関する仕事については以下の記事も読んでみてください。

ステップ3:職種は変えずに異なる業界の会社に転職する (以後、繰り返し)

マーケティング職でいくつかの高度なスキルが身についたら、マーケティング職のまま他の業界への転職活動を始めます。

その後はステップ1に戻り、繰り返していく流れです。

転職をするには都度その部署で得られるスキルを身につけないと軸ずらし転職が成功しません。

副業を行えば加速度的にスキルが身についていくので、本業とは別で必ず副業をやるべきです。

副業でできることが増えればチャンスが広がります!

軸ずらし転職のリスク【やり方が通用しないケースや向かない人】

jikuzurashi-career-change-risks

軸ずらし転職はしっかりとスキルがついていけばより成功する可能性の高い転職戦略です。

ただしメリットだけではなくいくつかのリスクも伴います。

どのようなリスクが考えられるのかをまとめてみます。

社内異動はコントロールできない

一社員には人事権がないので、社内異動はどこに配属されるかコントロールできません。

希望していた部署とは全く異なる部署へ異動という、いわゆる「配属ガチャ」が生じる可能性もあります。

会社員にはいろんな「ガチャ」があるようです。それがよく分かる記事がありましたので読んでみてください

その可能性を少しでも減らすために日頃から上司と積極的にコミュニケーションを取り、自分がどうなりたいかをきちんと言語化して伝えましょう。

併せて自身のスキルアップにも励んでおけば、早い段階で成熟してその部署を卒業できるのでリスクを最小化できます。

業界や職種でのスペシャリストになりたい人には向いていない

今いる業界や職種での仕事を徹底的に極めたい人にとって、この軸ずらし転職戦略は向いていません。

自分が好きなことや得意なことがはっきりしているので、他の業界へのモチベーションがついてこないからです。

軸ずらし転職は長期間同じ会社や部署で働き続ける前提での戦略ではありません。

スペシャリストとして給料を上げたい場合は、希少価値の高いスキルを極めて同業他社の処遇がいい会社を狙う戦略がおすすめです。

やるならとことん極める気持ち!

生活費だけで満足な安定志向の人には向いていない

何か変化しようとか、現状にとても満足している人にもこの軸ずらし転職の戦略は向いていません。

スペシャリストと同様に変化することへのモチベーションがついてこないからです。

軸ずらし転職の成功のカギは向上心。

向上心がない人にとって軸ずらし転職はただしんどいだけの戦略かもしれません。

ただ現状維持が「安定」と思い込んでいる方は、一度この記事を読んでみてください。

【まとめ】軸ずらし転職のやり方はこれからの新常識!

jikuzurashi-career-change-new-normal

軸ずらし転職とそのやり方について紹介しました。

軸ずらし転職はVUCA時代のスタンダードになる転職戦略。

ただ戦略を理解しただけで行動しなければ何も変わりません

人気のYouTuberやインフルエンサーなど、今活躍している人たちはみんな現状に甘えず常に行動をして、それを継続している人たちです。

小さなことからでも少しずつ行動して、軸ずらし転職のやり方を参考にキャリアアップしていきましょう!

jikuzurashi-career-change-how-to-do

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

沖縄でWeb広告の運用やってます。有料広告以外にも無料でできる集客施策提案も対応できます。

このブログでは中小企業や個人事業・店舗でも使えるマーケティングのノウハウについて発信していきます。

目次